師道共育とは自己中心的利他の行動
師道とは「人の師たるべき道。弟子に対する、師としての態度」
共育とは「ともに学び成長すること」
師道とは自己中心的であり、共育とは利他である。
師道共育とは自己中心的利他の事である。
例えば自分は営業することが得意で好きだとしよう。
たくさん仕事を取ってくれば会社に貢献でき自分の収入も増え、みんなも喜んでくれると思う。しかし仕事が忙しくなった分、みんなの給料が増えないと不満はたまるばかりで、そのうち「営業するんじゃないよ!」と言われる。だから利他であるためには、仕事が忙しくなった分、誰もがその恩恵を受ける事が出来るように犠牲を払わなければならない。
例えば自分は短気で嫌われやすい人だとしよう。
一つの事に没頭することはできないが、その分決断も行動も早く、気前がよく人や物事に執着しないのだから、利他であるためにはリスクを請け負って自己の損失を顧みず他者の利益だけを考え行動すればいいのだ。それで不利益を被る人はいないので、自分は短気のままで何も問題はない。
師道とは「ありのままの自分」であり、共育とは「自己犠牲」の事である。
ありのままの自分で、かつ自己犠牲を払うことが、師道共育であり、自己中心的利他の行動なのだ。