スティーブン・R・コヴィー
『7つの習慣』は、スティーブン・R・コヴィーによって書かれ1996年に出版された書籍。原著の初版は1989年。
素晴らしい人格を持った人になる(成功する)には以下の7つの習慣によって本質的に成長できるという内容。
1.主体的であれ
2.終わりを思い描け
3.最優先事項を優先しろ
4.Win-Winを考えろ
5.相手を理解しろ
6.シナジーを創れ
7.刃を研げ
1.主体的であれ
自分の人生を他人や環境のせいにせず、自分でコントロールする
組織ではよくありがちで、他人や環境のせいにして結局何もやらない。←これが要らないということ。
問題があれば自分が解決すればいいだけで、言い訳する必要はどこにもないはずだ。
では何故他人や環境のせいにして何もやらないのかというと、自分で解決できる自信がないか、大した問題ではないかのいづれかに過ぎない。
ならばわざわざ言い訳をでっち上げずに素直に考え、助けが必要なら他人に頼ればいいし、自分しか解決できないのであれば自分が解決すればいい。
それが「長の一念」である。
長になるとはそういうことだ。
2.終わりを思い描け
人生も仕事も、ゴールを描かなきゃ始まらない。
創業者である伊東元会長は自分の葬儀はこうあってほしいとか、IMSグループの未来像についてよく語っておられた。
いつもゴールを思い描かれていた。我々はその遺志を継いでいるだけに過ぎない。
ゴールが明確であるからこそ、長期→中期→短期の目標が決まるのである。
だから、目標にブレは生じない!
目標は誓いであり、約束なのだ。
3.最優先事項を優先しろ
ゴールに近づけることを優先しないと意味がない
何が最優先かは、長期→中期→短期の目標をクリアすることのみで決まる。
今やらないといけないことが10個あるとすると、9個はやらないか他人に任せ、自分のやるべきことを1個に絞る必要がある。
その1個が完了したら残りの9個から改めて最優先を選択していけばいい。
そのために何らかの問題が生じても、目標をクリアした後から考えれば大した問題ではない。
同時に何でもできるなどと思い上がらないことだ。
何の犠牲も払わず、すべてを手に入れることはできない。
4.Win-Winを考えろ
常に勝者と敗者が生まれるような認識は捨てる
近江商人の「三方良し」が有名だが、もっと範囲を広げて、こちらにモノやサービスを提供する業者との間や、我々の家族との間、経営者と社員の間、あるいは仲間同士の間にWin-Winの関係が成立する必要がある。
誰もが得をする(儲かる)考えが商売の基本である
一方が損をするような考えでは取引は成立しないし、組織においては内部崩壊がおきる。
5.相手を理解しろ
まず理解に徹し、そして理解される。
Win-Winの関係を成立するには、相手の悩み・不満・思考を聞くことが重要。それをもとにWin-Winの関係が成立する方法を自分が悩みぬき、最善の方法を導き出さなければいけない。
他人の思考もわからずに自分の目標を押し付けても無駄である。
彼を知り己を知れば百戦殆うからず
大事なのは自分自身が悩みぬくことにある。
6.シナジーを創れ
シナジーとは妥協ではなく相乗効果
人と人の間にも、会社と会社の間にもシナジー効果はある。思想や考え方の違いによる溝は埋めるのではなく、相互に協力し合うことで独自性と相互作用を両立すればいい。そこから相乗効果が生まれる。
具体的にIMSグループでいえば、会頭は警備という仕事に全く興味がない。しかし他の大勢は警備業が大好きだ。また会頭は夢の実現しか興味がない。しかし他の大勢はお金と権威に興味がある。
ならば会頭は夢の実現のための仕組み作りに没頭し、他の大勢は警備業においてお金と権威作りに没頭すればよい。
こうしてシナジー効果は創られる
お互いに興味の有ることと無いことが一致していればいいのだ。
7.刃を研げ
成功できたとしても油断しないで、さらに自分を磨く
知性・体力・精神・人間関係などにおいて精進しなさいということだが、要は挑戦し続けるということ。
ここまでくると人は、一般的には堕落し、傲慢になり、他人を軽んじるようになる。こうなると元も子もない。
ここまでに創り上げられたのは信用と実績に過ぎず、夢の実現には程遠いはずだ。
だから夢と希望は永遠でなければならない
すぐに叶う夢は夢ではない。永遠に持てる夢が本当の夢だ。そうすれば常に戦い挑戦し続けることができる。
堕落し、傲慢になり、他人を軽んじる暇など全くないはずだ!