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実例1.株式会社伊田電通の事例(事業転向)

IMSグループに子会化した時点の「株式会社伊田電通」(現社名:アイデン)はすでに22年間の社歴を有していました。本来の業態は電気通信工事で、近年のIT化に伴い光通信やIP電話やLAN工事など大幅に様態が変化したうえ、既存の工事や保守が減少傾向にありました。
子会社になるまでの当初は、警備業との2本立て事業を展開し長年継続してきたプライドと自負とともに子会社化することを決して前向きにとらえることはできませんでした。無論子会社となれば名目上も雇われ社長になってしまいますから・・・
そんななか、株式会社伊田電通の伊藤代表取締役社長は、警備業を営むIMSグループに参入を決めるに至ります。それは「二兎を追う者は一兎をも得ず」で赤字経営が拡大し資金繰りの悪化が致命的となり、IMSグループの救済が必要となったことが理由でした。
平成21年3月よりIMSの完全子会社となって以来、2年後の平成23年3月には警備業のみで年商1億を超える企業へと成長しました。現在では、IMSの株主でかつ取締役として、以前自らが受けた恩に報いるがごとく仲間たちの分社独立支援に全力を尽くす日々であります。

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