実例4.株式会社イージスの事例(起業・独立)
株式会社イージスの吉岡社長は警備業の経験が豊富にあり、理想とする警備会社像をしっかり描いるうえに、独立に賛同する仲間を多く持っていて、さらに自己資金も有しているという環境にあり、独立起業を考えていました。 そこからの経緯は後段に本人が語る通りですが、IMSと独立希望者本人との共同出資による起業という、IMSグループとしては初めての試みです。当初はグループ傘下の会社の一営業所としてのスタートでしたが、瞬く間に独立を果たし、すでに支店を展開しようかという勢いです。以下、本人の心境を語ってもらいました。
【株式会社イージス吉岡社長談】
株式会社イージスは、元々は恩師が設立した会社でした。
「みんなが楽しく働ける会社を作りたい!」という恩師の志に強く共感し、恩師が設立したイージスに、大きな夢と希望を抱いて、設立メンバーとして入社しました。ところが…。このイージスが設立してわずか5ヶ月程で、この恩師が急病のため亡くなってしまいます。そして、最初のイージスは閉じざるを得ない状況となりました。
私にとっては上司という存在を越えて、兄のような、人生の師匠のような存在なので、本当に深い悲しみに襲われました。それからの数か月はどう過ごしていたか、あまり記憶にないほどです。しかし、今後のことも考えねばなりません。どう生きていこうか…。様々な選択肢を考えました。その中には、長年携わってきた警備業界以外のものもありました。全く新しいことをするのも悪くないのでは…?
そんな中、かつての仲間達からいくつも連絡がありました。「もし、吉岡さんが何かするのならついていきますよ!」「楽しい警備会社、作りましょうよ!」そうだな…。イージスに入社した時に抱いていた夢を諦めたくない…。もう一度挑戦して、必ず夢を実現させよう!!そう、決意して設立したのが今のイージスです。恩師の想いを引き継ぐ為に、「イージス」の社名はそのままにしました。
独立を決意し、警備業の経営方法等を模索している時に出会ったのがIMSグループです。「師道共育」という方針、ホームページ「INQUIRY」の漫画に強く心を惹かれ、IMS総本部のドアを叩いたのでした。それからというもの、経営・運営等多岐に渡りご教授を頂きながら、現在に至っています。おかげさまで、売り上げも非常に好調です。今後もますます発展すべく、日々奮闘中です。