新たな歴史認識
昨今、日本と韓国との関係は、かつてないほどの緊張状態となっています。
最近だけでも自衛隊機レーダー照射や、旭日旗関連、自称元徴用工の問題など、
以前から引きずる従軍慰安婦や竹島の領有問題などに加えてどんどん積み重なる一方で、
解決からは遠ざかるばかりです。
いや、本来は互いに合意して決着を見た問題さえも蒸し返されていると思います。
原因はある一部の人達にとって都合の良い結論を導き出すために利用されている過去の歴史です。
誤った歴史認識は韓国でも日本でもその他の国でも、それを悪用して流布している人がいて、真実を知らずに信じてしまっている人達が居ます。
誤った歴史認識を利用する者たちは問題を解決するつもりなどなく、常に自らの都合に合わせて利用することでしょう。
ある一部の人達の正体については、もしかしたらまた書くことがあるかもしれません。
一企業においても正確な歴史認識が必要なのだと思います。
私たち自身、過去にしてしまった失敗を隠したり、美化したり、誰かのせいにしたりといったことをして、歴史を今の自分に都合の良いよう伝えれば、正しい歴史を知らない社員たちにとって大変な誤解を生じさせることになります。
そして組織にとって必要な人をないがしろにしたり、関係ない人に敵対心を持たせたりと言ったことが起こってしまいます。
このような操作は経営者や幹部には特に容易に行えるのではないでしょうか?
IMSでは6期目に当たる平成25年から「歴史認識勉強会」と銘打ち、
創業者6名を中心に創業数ヶ月前からの各個人の動向を互いに確認する会を開始しました。
やはり創業6年目ということで、薄れた記憶や誤った記憶がすでにあって、時には声を荒げながら訂正を求めたり、
大事なことを覚えていないことを非難したりと、非常に有意義な会となっていきました。
(このデータをもとに編纂されたのが書籍「宝友」です。)
そして今年、IMSから分社していったニューリーダー達で新たな歴史認識会議をスタートしました。
自分の初心と日頃の行動を照らし合わせる良い機会にもなります。ぜひ未来の後輩たちへの良き糧となるような会議を積み重ねていってください。