神からの啓示
人生の目的は「人の役に立つ」ことだ。
”役に立つ”とは、”役”を自ら演じるということだ。
あなたは、どんな”役”を演じたいのか？
それに没頭する事だ。
誰もが同じ”役”ではない。
世の中には、神からの啓示を受けた人がいるかもしれない。
これは別にラッキーな事ではなく、いつでも自分で決められる。
悪人役でも善人役でも、時にエキストラでもいい。
どの”役”も相互に必然性があってドラマは面白くなる。
善人役だけだと、ドラマはまったく面白くない。
機械や動物や植物の”役”を演じるのは演芸とアニメの世界だけでいい。
つまり”人の役”＝”人間の役”でなければいけない。
さらに人生と言うドラマには、監督も脚本も存在しない。
どんな”役”を演じるのかは自ら決められる。
途中で”役”変更するのも自由だし、いつでも主役なのだ。
たった一つの”役”を演じ続ける役者はいないのだから。
役を演じるために極める
どんな”役”を演じるにしても、努力が必要だ。
一流の演者は素のまま演じられる。
それまでは苦労や苦痛と闘わなければならない。
長年の努力とキャリアが、独特な人間を作り出す。
”役”を極めるには、疑問を感じない事だ。
もし疑問を感じているなら、今すぐ”役”を変更するべきだ。
どんな”役”も、自分で決められるのだから。
一生の間に色々な”役”を演じられるのは幸福な事だ。
そうすれば他人の苦しみや悩みも理解できるようになれる。
だから他人を助け、導く事すら可能になるのだ。
総じて「人の役に立つ」という人生の目的によって、人間は幸福になれる。
「幸福になりたい！」と言う願望を人生の目的にしてはいけない。
そうでないと利己的になり、他の演者と共演を断られるからだ。
無数の演者と素晴らしい経験を共にするならば、自分が決めた”役”を他人に認識してもらう必要がある。
そして自らも、他人の”役”を認識する必要がある。
そうしてこの世から”迷い”は消えて無くなるのだ。
