北斗の拳の名言
漫画『北斗の拳』とは
199X年、核戦争によって文明が崩壊し暴力だけが支配する世界を舞台に、「北斗神拳」の使い手・ケンシロウの戦いを描いた長編アクション漫画。
この漫画の登場人物、”ラオウ”生涯最後の台詞がコレ↓
「我が生涯に一片の悔いなし‼」
死の寸前に、こう言える生き方・・・心動かされます。
自分の最後も、こうありたい。
どうして悔いるのか?
以前の記事で、高齢者の後悔トップ10について書かせていただきました。
それによると、後悔(悔いあり)の共通点は、「○○しておけばよかった」です。
”○○”は生きている限り、いつでも出来たことばかりです。
なのにどうして、悔いてしまうのでしょうか?考えてみれば簡単な事です。
死に対しての心構えを習わなかったからでしょう。
生まれた瞬間から、100%の確率で死ぬことが決定しているのに。
人の命は尊く儚い。
誰しもがいずれ生涯を終える。
だからこそ、死に対しての心構えを習わなくてはいけない。
しかし不思議な事に、誰も教えてくれません。
これは、教育の欠如なのでしょうか?
死に直面した経験が何度もあっても、それを習うことは出来ないのです。
「死とは何か」
イェール大学で23年連続の人気講義。シェリーケーガン著の翻訳本のタイトルです。
ここに興味深い事が書かれています。
「生と死の境は曖昧であり、連続的であって不連続ではない」
生命が顕在化した状態を「生」とし、潜在化した状態を「死」ととらえ、しかも、その生死を無限に持続しているのが、生命そのものなのではないでしょうか。
いずれにせよ、いつ臨終を迎えても悔いがないと言える人生でありたいものです。