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経営と筋トレ

経営と筋トレを無理やり比較してみよう。

①売上=筋肉量 ②利益=筋力 ③資金=脂肪 という仮説。

商売人と経営者の違いについて、あるコンサルト記事を紹介しましたが、
商売人は売上を向上しようとしますが、経営者は利益を向上しようとします。

商売人的発想

「経営」
売上を重視して向上しようとすると、更に資金が必要になります。
これを繰り返すと債務超過になり倒産の危険が増します。
「筋トレ」
単純に筋肉量を増やそうとすると、脂肪も増えます。
脂肪が増えすぎるとメタボリックの危険が増加し短命になります。

経営者的発想

「経営」
利益を重視して向上しようとすると、資金は増やさずに売上を増やせます。
資金に余裕が生まれるので必要最小限に抑えられます。
「筋トレ」
筋力を高めようとすると、脂肪を増やさずに筋肉量を増やせます。
脂肪を減らすことさえ可能です。


会社組織における「経営」では、商売人的よりも経営者的なほうが、
会社を安定に継続し、かつ財務状況(=体のバランス)も健全化します。
では、経営者的に利益を増やすにはどうすればいいのでしょうか?
勿論、知恵を絞り頭の汗をかくことに尽きます。
「筋トレ」でいえばトレーニンで汗をかくだけでなく、生物学や食事や栄養学を学び自分自身をコントロールすることに尽きる。ということです。

売上はいつでも上げられる

このように推察すると、
売上が大きいということは、筋肉量が多いということになるが、
売上が大きくても利益が少ないのは、見掛け倒しということになる。
その上、倒産の危険が非常に高い。

 

また最初から資金がたくさんあれば、もっと大きなビジネスが出来ると思い込んでいる人がいるが、
脂肪をたくさん抱えている人が、筋肉量や筋力を増加するのは簡単なことではない。
脂肪をたくさん貯める人は、そもそも怠惰であり「知恵」とか「努力」と無縁の人なのだから筋トレするはずもない。
反対に、

資金が少なくとも大きな利益を見込めるビジネスを発想し知恵を絞り行動できる人のほうが、いつでも簡単に売上を上げられる。それに必要な資金は完全にコントロールできるようになる。

要するに筋力を高めるための知恵と実行力を兼ね備えれば、筋肉量を増やす事も脂肪量をコントロールするのも訳の無いことだ。

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