二度目のロックダウンはあるのか?
この度、世界中の人が経験したコロナショックですが、これは「二度目のロックダウン」のための練習だったのでしょうか?
ちまたでは「二度目のロックダウン」が来る!という噂が広がっています。
もしもロックダウンがあるとしたら何が要因となるのかについて推察したいと思います。
世界的なロックダウンとなる要因
”近い将来”、”世界的”という条件で考えると、一部地域で発生する紛争や災害、または絶望的な天体現象(巨大隕石の衝突とかガンマ線バースト)は除かれると思います。
それら以外で、”近い将来”、”世界的”な要因として考えられるものを以下に列挙してみましょう。
①巨大太陽フレア
「コロナより怖いコロナ」 「太陽フレア直撃に備える」の記事を参照。
②新たなパンデミック
未知のウイルスや薬剤耐性菌による影響。
③第三次世界大戦
核戦争による放射性降下物。
どれも可能性がありますが、③第三次世界大戦は現在のところ確率減少傾向にあります。
理由はいろいろ考えられますが、ある意味コロナごときでロックダウンし国民を守る国が大多数なわけですから、わざわざ自滅的行動をとる国は無いと考えられます。
しかし依然として①巨大太陽フレアと②新たなパンデミックについては、かなりの可能性が存在します。
パンデミックと戦争の歴史
以下は歴史的なパンデミックの年表です。
発生年 | 主な流行地域 | 疾患 | 死亡者数 |
---|---|---|---|
紀元前430年
195-220年
1556年-1560年 |
ギリシャ
中国
欧州 |
不明
ペスト |
7万5000〜10万人
1000万人以上
2500万人
100万人
1000万人
75万人 |
内戦・侵攻・紛争・戦争と言ったものは、今も世界中で起こっています。いつの時代も戦争があり汚染され疫病が発生しています。
「感染症と戦争の文明史」という記事に詳しく書かれていますので参照してください。
世界中から戦争が無くなれば、パンデミックも起こらなくなると推察されます。
現在は幸い、各地で休戦・停戦などの協定が結ばれており、2020年10月9日のAXIOSのニュースによると10月2日にジュネーブで米露核軍縮合意がほぼ達したようです。
巨大太陽フレアによるロックダウンの可能性
次に世界的なロックダウンがあるとすると、やはり可能性が高いのは「巨大太陽フレア」による影響でしょう。
ただし巨大な太陽フレアはかなりの頻度で発生していますが、地球の方向に直撃した事例は少ないのです。
しかし最近の直撃事例は1989年3月6日のX15.0等級で、カナダの大停電を引き起こしています。
現在、電気・通信に依存している人類文明は1989年の比ではありません。今、31年前と同等以上の太陽フレアが発生し地球に直撃すれば、未だかつて経験した事が無いほどの被害が出るでしょう。
人工衛星や変電所が止まり、通信障害によりNETや携帯が使えなくなれば、もはやロックダウンせざるを得なくなります。
無論、太陽の自転によって地球が直接影響を受ける期間は1週間程度と考えられますが、復旧には何年もかかるのです。
けれども各国の危機管理能力は1989年に比べ格段に向上しているはず?なので、それほど恐れる必要はないと考えられます。
しかしいずれにせよ、1週間程度はすべての電気・通信をシャットダウンせざるを得ません。
これに伴う危機管理対応は万全なのでしょうか?何度も言いますが、コロナごときのパンデミックで右往左往している程度の世界の対応を考えると、現在とても危惧してならないのは私だけでしょうか?