貧乏とは何か?
財産や収入が少なくて生活が苦しいことを「貧乏」という。
貧乏が好きな人はいるのだろうか?
たぶん、みんな貧乏になりたいとは思わないだろう。
しかし、普通に働けて収入があるにもかかわらず、貧乏な人がいる。
好きでもないのになぜ、貧乏を選択するのだろう?
ある青年に聞いてみた。「どうして貧乏なの?」
青年:「沢山、物を買ってしまうから」
大変意外な答が返ってきた。
当然の貧乏
確かに衝動買いのようなことをしていれば、貧乏になる。
単に収支のバランスが崩れているに過ぎない。
だから、解決方法は簡単に思える。
しかし衝動買いの様な精神的な問題は、簡単には抑えられない。
好んで貧乏になっているのではなく、精神的貧乏に陥っているわけだ。
これは良くない。
貧乏脱出の考え方
そもそも衝動買いの原因は何なのだろうか?
・商品を見ているうちに、欲しくなる。
・安いから、まとめ買いしたい。
・ドーパミンが分泌されるから?
衝動買い防止対策をネットで調べると、様々出てくる。
しかし、どれも対処療法に思える。
衝動買いしない人の考え方は違う。
どう違うのかというと、
①消耗品は、極力安い物を買う。
すぐにゴミになるものに、金をかけないという事。
②必需品は、極力高い物を買う。
長期間使用するものには、満足感が必要。
③それ以外は、高く売れるものを安く買う。
消耗品でも必需品でもないものは、利益になる事だけを考える。
なので、衝動買いなどあり得ないのです。
貧乏を演じる
お金がたくさんあっても、幸福だとは言えない。
高い物ばかり食べられても、幸福だとは言えない。
なぜなら、”裕福でなくなってしまう”という恐怖に支配されるからだ。
人は富を守る事に冷静さを失う。
富を守るために失うものは、余りにも大きい。
だから、普段は貧乏でいることが重要なのだ。
貧乏な生活をすればするほど、安心感が増す。
もしも富を失っても、大して困らない。
あえて貧乏を演じたほうが、幸福でいられるのだ。