テーマは「バカと貧乏人こそ社長になれ!」
テーマ参照:「バカと貧乏人こそ社長になれ!」
6月28・29日、館山の貸し別荘を貸し切って新入社員研修を実施しました。
研修は全6回で行われ、初回は懇親会もかね合宿形式で行われました。
参加人数はグループ内の新人10名と、各講師6名です。
全6回の研修テーマは「バカと貧乏人こそ社長になれ!」です。
バカ?貧乏人?
いまどき、本来の意味でバカとか貧乏人と思っている人はいないでしょう。
教育を受けられなかった人は皆無だし、みんなスマホぐらい持っています。
経営の神様と言われる松下幸之助(パナソニックの創業者)は、尋常小学校を4年で中退し、9歳で宮田火鉢店に丁稚奉公に出されました。
後、奉公先を五代自転車に移し、五代自転車奉公時代にサントリーの起源である寿屋の鳥井信治郎と出会い、将来にわたって経営の師としたのです。
バカで貧乏人であった事を心の底から理解していたからこそ、師匠が必要なのです。
師匠を持てば生涯、おごる事はありません。
師匠を持たない人に商才無し
「自分は賢い」と思っている人は、他人を師匠とはしないでしょう。
「自分は裕福」と思っている人も、他人を師匠とはしないでしょう。
本当に賢く裕福であるならば、商売をする必要すらありません。
他にいくらでも人の役に立ち、いくらでも稼ぐ術を持っています。
しかし、バカであることに気付かず、貧乏人であることを認識できないまま、勘違いしている人に商才はありません。
このような人は結局のところ、他人に雇われる事でしか人生が成立せず、人の役に立つこともままならないでしょう。
人の役に立て!
そもそも親孝行すらできない人は、人の役に立てません。
人の役に立つには、自分が何者であるかに気付く必要があるのです。
どんな人も親がいたから、自分がいるのです。
こんな簡単な事すら意識できない人が、賢いはずがありませんね。
自分が何者であるかに気付くには、早くバカに気が付くしかありません。
そして師匠を持ち社長になり、仲間を作って商才を発揮するのです。