本当の体験
夜勤の現場で車と月ばかり眺める俺
冷たいアスファルトの上 時間だけが過ぎていく
やり場のない気持ちの扉閉まったまま
こんな仕事 辞めてやりたいが金も逃げ場もない
寒さをこらえ 足元を見たら
小さな水たまりからカチッと音が聞こえた
生まれて初めてみた水が氷る瞬間
とにかくもう 早く家に帰りたい
仕事の価値すら見いだせず 寒くて震えている
35の夜
[サビ]
現場が終わって走り出す 終電に間に合わない
雪降る夜の駅前へ
止む無く仮眠のために 段ボールで体を覆い
自由になれた気がした 35の夜
今なら歌える35の夜
何と惨めな時代だったのだろうか。
自分の事だが、かわいそうになる。
今なら笑って歌えそうだが、たぶん涙が止まらない。
しかし人生には惨めな体験も必要だ。
そこに原点がある限り、恐れるものもない。
他人への感謝もこの体験から生まれた。
惨めでない限り、何もかもが”happy”だ。
惨めでなければ、何でもできる。
今、同じような経験をしている人達へ
良い事もずっと続かないが、悪い事もずっと続かない。
後になれば、人生のほんの一瞬に過ぎない。
貴重な経験をしているのだと思い込みなさい。
二度と味わえない経験だと。
希望を無くしてはいけない。
そのためには、支えになる人が必要だ。
そのためなら、喜んでIMSグループが支えになろう!
ようこそ、夢と希望があふれる世界へ。