形から?中身から?
形から入るべきなのか中身から入るべきなのか?
目的と目標が明確に決まっているなら、まず形から入る。
目的と目標があいまいなら、中身から入る。
進むべき未来のビジョンが明確なら、形から入る。
思い付きなら、中身から入る。
やりたいことがあるなら、形から入る。
やりたいことがなければ、中身から入る。
利他のためなら、形から入る。
自利のためなら、中身から入る。
どっちもどっち
形から入るのは、容易い。
中身から入るのは、確実だが時間がかかる。
例えば、会社を作ってから中身を充実させようとすると失敗する可能性が高い。
個人事業で中身が充実してから法人化したほうが失敗も少ない。
人にとって時間は有限なので、出来るだけ失敗しないほうが良さそうに感じる。
しかし、失敗したことがない成功者はいない。
かと言って、会社が出来て中身がないままだと、
資金ショートして赤字倒産し、たくさんの無駄がでる。
中身が充実してから法人化すれば、無駄はないが時間切れになるかもしれない。
結局どっち?
中身が充実すればいずれ形になっていくともいえる。
すぐに実行する必要があるなら形から入って中身が伴えばいい。
結局、何のためか、リスクを負うか負わないかで順番は変わる。
ここまでの考え方とは全く違う別の考え方もある。
それは形と中身を分相応に一致させること。
例えば一人暮らしならワンルームで十分だし、
家族と住むなら、それ相応の間取りが必要になる。
会社も人数の大小で資金の大小も事務所の大小も決まる。
役者の才能があれば役を演じればいい。
経営の才能があれば経営者になればいい。
何の才能も無い人はいないから、探せばいい。
何事も分相応であれば順番にこだわる必要はない。