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1年後は予測できないが150年後は予測できる!

1年後の予測はできない?

よく会社では事業計画書を作成したりしますが、1年後どうなるかなんて誰もわからないので、その通りになることはほぼありません。
そもそも1年後の予測が出来るような予言者が、会社の経営をするのでしょうか。

 

だから事業計画書は「予測」ではなく、「計画」なのです。
1年後の予測をするのではなく、”1年後にどうなっていないとダメなのか?”について計画するわけです。
計画通りに進めば目標を達成できる。ということです。

 

残念ながら計画通りに1年間進められる人は、ほぼいません。

 

150年後の予測はできる?

1年後の予測できませんが、150年後は予測は出来ます。
まず間違いなく自分は死んでいます。勿論、親もいなくなり同僚や上司も部下も、今生きている人はいなくなります。今の職業もほとんど無くなっているでしょう。貨幣も食料も移動手段も環境も、何もかも変化しているでしょう。
変わらないと考えられるのは、1日が24時間で、1年が365日、今は誕生していない人間は存在しているでしょう。月も太陽も星座も今と変わらないでしょう。

 

予測の順番は最後から考え、行動を集中させること

日本の小学校では、将来なりたい理想像や就きたい職業を書かせたり、作文させたりしています。
子供のころに「将来宇宙飛行士になりたい」と思っていた人が、その通りになる事例はほぼありませんが、中には希望通り宇宙飛行士になれた人もいます。

 

何がどう違ってそうなるのでしょうか?
最初は「宇宙飛行士になりたい」という希望ですが、そのうち「宇宙飛行士になる」と変化し、「どうすれば宇宙飛行士になれるのか」「宇宙飛行士になるには何をするべきなのか」「宇宙飛行士になるために”これ”をしよう」「宇宙飛行士に必要なスキルを身に着けよう」・・・・・
と展開され、すべての行動は宇宙飛行士になるためだけに集中し、いわゆる「計画」が遂行されていくのです。

 

1年後にどうなっているかではなく、「宇宙飛行士になる」には何年かかるのか?を予測し計画し遂行することが重要なのです。

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