理論より現実の上で証明すること
科学の世界では理論で証明できても、現実の実験などで証明出来ないと評価されることはない。
また現実に起きる現象を理論で証明することも出来るが、あまり評価されることはない。
つまり現実に起きることが最も重要で、理論は再現性を証明するための手段に過ぎない。
経営においても結果が最も重要で、その過程は再現性の証明に過ぎない。
だから時代(条件)が変化すると同じ過程で再現することが出来なくなるのである。
常に結果を再現出来るのは、完全な理論があるからだ。
どんなに知識が豊富で道理が解っていても、現実の上で証明出来なければまったく意味がない。
経営者の使命は、現実の上で証明することに尽きる。