「時を知る」とは?
日本には明確な春夏秋冬があるので「時を知る」事に関しては、優れた民族かもしれません。
種をまく時期や収穫する時期を機会に応じて、時を知ることのできる民族と言えるのではないでしょうか。
現代の日本人
しかし、技術の進歩に伴い昼と夜の区別がなくなり、自然な温度差や湿度の差を感じにくくなっています。
どこに行っても冷暖房が完備され、旬な食品も春夏秋冬に関係なく食べられる時代になってしまいました。
我々日本人は”機会に応じて時を知る”事が昔よりも難しくなっていると思います。
これが原因で、今までになかったような”病”を抱えていると考えられます。
時を知らない商売
商売の原点は「需要」です。その需要が存在しない商品を作っても売れません。
また、供給過多になっている商品を大量生産するとダンピングが発生し商売になりません。
いずれも機会そのものが訪れていない上に、時を知らない商売と言わざるを得ません。
そして需要過多であるにもかかわらず時を逸すれば、これもまた商売になりません。
今はどういう時なのか
「ローマ人への手紙」13章11節(新約聖書)
なお、あなたがたは時を知っているのだから、特に、この事を励まねばならない。すなわち、あなたがたの眠りからさめるべき時が、すでにきている。なぜなら今は、わたしたちの救が、初め信じた時よりも、もっと近づいているからである。
今は、この時なのです。???よくわかりませんね。
2020年はコロナショックに始まり、世界同時株安となり、夏冬に関係なく皆がマスクをし、一時的に一部の経済が停止し、産業構造に大きなローテーションが起き、実体経済から離れ世界同時株高になろうとしている時なのです。
あなたは時を知っているのです。眠りからさめるべき時なのです。
眠りからさめるべき時
日本経済の「失われた30年」という言葉に現れている通り、いよいよ眠りからさめるべき時なのです。
「失われた30年」の根本的原因は「供給過多」にあります。
ある意味コロナのおかげで供給が絞られています。しばらくは続くでしょう。
遂に「失われた30年」から脱出する時が来たのです!
眠っていた人たちは目を覚まし、もう一度人生の価値を見直す善き機会が訪れたのです。
もう奴隷のように働く必要はないのです。もうお金だけのために生きる必要が無いのです。もう苦しむ必要はなく楽しんでいいのです。
長い冬の夜明けが訪れました。楽しいと思えることを精一杯できる時代が来たのです。