IT企業社長からお悩み相談
この会社は2019年に設立されたばかりのベンチャーIT企業です。
今は役員4名従業員15名を抱え、売り上げは順調です。
先日この会社の社長から、お悩み相談を受けました。
創業間もなく、従業員が増えると共通して起こる悩みのようでした。
しかし実際にお聞きしてみると、根っこは少し違う所にありました。
従業員に対する問題よりも、役員に対する問題がメインのようです。
あ!北大路グループでの会席ご馳走様でした。
悩みの本質
結論から先に言うと、この会社の3期目から私が社外取締役になる事になりました。
それなりに根っこが深いので、解決までの時間と戦略が必要なようです。
まあ、社長をやっていれば誰でも経験することですが、道理と情が混同しているため、何も決断しないまま状況がどんどん悪化していく。
それで社長としては腹が立ってくるわけですが、社内に相談できる人はいない。
せいぜい慰め合うぐらいですかね。まさに悪循環です。
だからこそ、コーチングできるような社外取締役が必要になるんでしょう。
実際は人間関係だけではありません。法律や税制や労務など多岐にわたります。
ベンチャーの社長は組織の運営に伴う、あらゆる分野で常に不安が付きまとうものです。
社長業の嵯峨
これでいいのか?大丈夫なのか?正しいのか?こんなことを繰り返し考え悩むのが社長業でもあります。
そうなると、いくら専門家に相談しても、杓子定規なアドバイスが帰ってくるだけで何も解決しません。
一番頼りになるのは、失敗経験者でも未経験者でもなく、解決経験者です。
解決経験者に勝るコーチングは存在しないでしょう。
しかし一般のベンチャー企業が、そんな解決経験者の助けを借りれないでしょう。
特に思い上がっている社長には、「馬に念仏」「豚に真珠」です。