人と人との関係は幾らでも誤魔化せる
一般に、誰とでも上手くやれる人はいない。
なのに誰とでも上手くやれる人が現にいる。
何故なのか?
それは誤魔化して付き合っているからだ。
これが社長業をやってる人だとすると、会社の未来は暗い。
”上手く”と言っている時点で、それは”ペテン”と等しい。
”誤魔化し”の人生を一生続けるのか?
確かに社長業を”誤魔化し”や”ペテン”、”詐欺”・”欺き”で継続する事は出来る。
しかしいずれ、公になり、いつまでも誤魔化しは効かない。
そうなれば社長の信頼は失墜し、誰も相手にしなくなるでしょう。
それよりも、騙された相手のほうが可愛そうだ。
真摯に正直で謙虚に生きるほうが”上手く”は、やれないかもしれないが人として尊い。
「嫌われる勇気」とは、この事を言うのではないだろうか。
お金を貰っている場合は違う
ただし、報酬などのお金を貰っている場合は話が違う。
お金を貰う限り、時に”愛想笑い”などの誤魔化しが必要だ。
”愛想笑い”ですらしたくないのであれば、お金を貰ってはいけない。
だからお金を貰っていない相手と、上手く付き合う必要はない。
嫌いなら付き合わなくて良いのだ。
しかし、お金を貰いたいのであれば、上手く付き合う必要がある。
技術の世界は誤魔化しが通用しない
人の関係は幾らでも誤魔化しが効くが、技術の世界は一切誤魔化しが効かない。
誤魔化して作った物はすぐに壊れる。
誤魔化して作ったり、整備した飛行機は墜落する。
ゆえに、会社のシステムに誤魔化しは通用しないのだ。
例えば給与体系や、出世・分社・独立条件、あるいは後継条件など、これらは会社のテクノロジー(技術)分野である。
それを普段から誤魔化して人と付き合っている社長に、順守できるはずがない!
だから社長業は、”誤魔化し”を徹底的に排除して経営に励まなければいけないのだ。