所得倍増?分配?
リーダーなのに、聞こえの良い方針だけ打ち出す人は多い。
「いつまでに、どのように」が無く、後から考える?
コンナンで、いいのでしょうか?
政治家は、自分の当選第一。
所得倍増・分配・減税・福祉と、耳障りの良い事ばかり。
誰が考えても経済発展無くして、所得倍増などない。
所得倍増無ければ、分配もない。
減税して福祉を充実させれば、借金が増える。
ゆえに経済発展こそが、一番最初に取り組むテーマになる。
経営者なら、だれでも理解できること。
あれもこれも欲張ってはダメ
どうすれば、経済発展するのか一点に集中するべきだ。
そんな事も出来ないのに、枝葉を並べても無駄。
経営者も創業当初は、売上利益だけに集中する。
あれこれ枝葉の夢物語ばかり追っかけても、果実を得ることは出来ない。
所得倍増も分配も、果実が実るから味わえるのだ。
最初から赤字続きの会社を援助しても、果実は実らない。
発展して分配するには?
そもそも経済発展とは、民間の経済活動に委ねられる。
しかしせっかく発展しても、一部のものが富を得るのが世の常。
これが主悪の根源である。
つまり、最初から分配する仕組みが無い事に起因する。
政府の仕事は立法にある。
発展を妨げる法律や規制を撤廃し、分配できる法律を制定するべきだ。
具体的には?
たとえば簡単な方法は、分配の比率を決める事だ。
新入社員の所得を”1”とした場合、課長は”2”まで部長は”3”までとか。
そして社長は”20”までとか、範囲を決める。
上司が所得を増やしたければ、新入社員の所得を倍増すればいいだけ。
この範囲を超える所得には、重い税金をかければいい。
たったこれだけで、所得倍増計画は完了する。
ならば、個人事業主はどうするか?
一人で富を得る人には、ある一定以上の所得に重い税金をかければいい。
規制を強化するのではなく、正しく規制すればいいのだ。