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プライド【pride】

経営者には必要なプライドと、不要なプライドがある。(誇り)
経営者には持つべきプライドと、捨てるべきプライドがある。(自尊心)

要・不要な誇り

誇り・・・名誉に感じる事。
例文:「一家の誇り」「軍人の誇り」「日本の誇り」

 

間違っても「自らを誇る」とは使いません。
これは”傲慢”と言うのです。

 

だから経営者は、「社員の誇り」「会社の誇り」「経営者の誇り」が必要なのだ。
「成果を誇る」「成功を誇る」「実績を誇る」は、一切不要である。

持つ(捨てる)べき自尊心

自尊心・・・自分を高く評価しようとする感情。
例文:「人は自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まる」「自尊心が火のようにのぼせ上がる」「どこか倣岸なところのある、自尊心の強そうな気難しい老人」

 

間違っても「自尊心を強くする」とは使いません。
これは”高慢”と言うのです。

 

だから経営者が持つべきは、「社員の自尊心」「仲間の自尊心」を満たす自尊心なのだ。「成果に対する自尊心」「成功に対する自尊心」「実績に対する自尊心」は今すぐ捨てるべきである。

正しいプライドの持ち方

経営者自身が他人からバカにされたり、けなされたりすることがある。
これに対するプライドは不要であり、捨てるべきである。

 

この時、経営者に必要なものはプライドでは無く、奮起(ふんき)なのだ。
奮起(ふんき)・・・勇気・元気をふるい起こすこと。

 

しかし経営者の会社や社員や仲間をバカにされたり、けなされた時は違う。
これに対しては高貴なプライドが必要であり、持つべきである。

 

何故なら、「社員の誇り」を踏みにじり「社員の自尊心」を傷つけているからだ。
これに対しプライドを持たない経営者がいるならば、もはや”人間のクズ”としか言いようが無い。

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