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2008リーマンショック~2020コロナショック

リーマンショック(2008年9月15日)とは?

長らく上昇を続けていた米国の住宅価格は2005年ごろを境に下落へ転じていた。借入金による投資を膨らませていた米国の金融機関は破綻の危機に瀕し、2008年3月には米投資銀行の一角ベアー・スターンズが事実上破綻、JPモルガンに救済された。
巨額の負債に苦しむリーマン・ブラザーズも救済先を探し多数の金融機関と交渉を行ったが合意に至らず、9月15日、連邦倒産法第11章の適用を申請、破綻した。
負債総額約64兆円。世界的金融危機の本番が幕を開けた瞬間だった。 暴落中だった世界の株式市場は翌日からさらに下落幅を広げた。

 

創業直後の株式会社IMSは大丈夫だったのか?

下図は株式会社IMSの第1期目業績をグラフ化したものです。
ims

 

この2008年の年末に年越し派遣村(2008年12月31日から2009年1月5日まで東京都千代田区の日比谷公園に、生活困窮者が年を越せるように開設した一種の避難所)が出来た話は、記憶に新しいところです。
しかし上の図を見てわかる通り、リーマンショックがあった9月度から日経平均大暴落後の11月度までに、売上は、およそ2倍に上昇しました。

 

株式会社IMSに、いったい何があったのか?

不思議に思われる方もいらっしゃると思いますが、これが現実なのです。
実際のところ、2008年当時は株価や経済活動などに全く興味がなく、恐れも不安もありませんでした。
それよりも怖れていたのは、資金繰りです。

 

売上が倍になるということは、運転資金が倍になるということです。
この時、最も懸念していたことは、顧客の倒産(実際に取引先3社の貸倒損失がありました(´;ω;`)ウッ…)や給与支払い増加による資金ショートなのです。
それが原因で、業績を伸ばせるときに伸ばせなかった事が、後に一番悔しかった思い出となりました。

 

当時は創業間もないことと、リーマンショックが重なり、金融機関からは見向きもされませんでしたが、13年たった今は違います!

 

コロナショックに経営者は、どう対処すればいいのか?

対処法は簡単です。会社が倒産したら、コロナどころではありません。コロナで死ぬ確率よりも、会社が倒産して死ぬ確率のほうが遥かに高く危険なのです。
だから経営者において、コロナを心配している余裕は全く無いはずです。

 

経営者として、もしもコロナが気になって恐れおののいているのならば、貴方の会社は間違いなく倒産するでしょう。
そういう人は経営者になってはいけません。本人も周りの人もみんな不幸になります。

 

これからも様々な”ショック”が発生し、リーダーとしての選別がされると思います。普段どんなに威勢を張ろうとも、こういう時に化けの皮が剥がれるのです。
残念ながら?周りの環境に一喜一憂しない人(サイコパスと言われることもあります)が、経営者に最も向いているのです。

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