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深刻な問題の対処法

ビジネスでもプライベートでも、時に深刻な問題に遭遇するものだ。
責任ある立場であればあるほど、それを深刻に考えがちである。

 

だが、深刻になったところで何も解決しないものだ。
経営者やプロの世界では、全く通用しない。

 

ビヨン・ボルグ(テニスプレーヤー)の名言に「深刻になるな、真剣になれ」とある。
何か大きな失敗をした時、笑ってごまかすのがアマチュアである。

 

プロは深刻にならず、同じ失敗をしないために真剣になるのだ。
経営者も同様である。

 

しかし大企業になればなるほど、失敗を深刻に怖れる。
だから失敗しないように、失敗しないようにと仕事を進めたりする。

 

さらに失敗を他人のせいにするという話も、よく聞く話である。
まさに大企業病である。

 

こんなところから、プロの経営者が生まれるはずもない。
もし中小企業でも、こんな状態なら日本の未来は暗い。

アマチュアとプロフェッショナルの差

真剣になれさえすれば、いくら失敗しても大丈夫だ。
と言うより、失敗の数ほど成長できるチャンスがある。

 

あくまでも真剣になれればの話だが。
失敗は誰にでもある。

 

しかしアマとプロでは決定的な違いが生じる。
アマは、なぜ失敗したのかと深刻になる。

 

プロは、失敗の原因を真剣に考える。
アマは、深刻になり逃避する。

 

プロは、真剣に対策を施し再挑戦するのだ。
自分の時間を売るのがアマで、能力を売るのがプロである。

 

人生が辛いと考えるのがアマで、楽しいと考えるのがプロである。
だからみんな、何でもいいからプロになれ!

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