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国税庁による突然の税務調査

2018年10月2日(火)株式会社IMS創業10年目に、記念すべき出来事がありました。それは国税庁による突然の税務調査で、当時IMSを含め7社への同時調査だったのです。
なんとこの日は株式会社IMSの顧問会計事務所主催による、ゴルフコンペが開催されており、当然ほとんどの各社社長はこのコンペに参加していました。

 

各社の社員からほぼ同時に電話連絡があり、
「社長!大変です国税調査官が来られています!」
と慌てる声に、社長たちも動揺を隠せずゴルフどころで無くなったことは言うまでもありません。
中にはゴルフを中断し事務所へ戻った社長もいましたし、その他残った社長もOB連発の始末です。

 

まもなく社長たちの大半が不在ということで、一部の会社を除き調査は後日ということになりました。
この日、誰しもが何者かのチクりに違いない!と思ったのは当然ですが、「チクった犯人は会頭なんじゃないか?」と誰しもが思っていたことを後に知ることになります。

陰謀説はこうやって生まれる

この話を聞いてどう思いますか?
私の立場からすると、グループの株主でもあり役員でもあり会頭でもある人間が、わざわざ自分で国税にチクるはずがないでしょう。それどころか何か不手際があれば、その代償は自らに降りかかってきます。

 

ではなぜ他の社長たちは(ある意味確信をもって)そう思ったのでしょうか?
それはグループ内における過去のいろいろな出来事に原因があります。
まず創業時に「IMSグループでは悪いことズルいことはやめる」と株主全員の前で発言したことを発端に、警備会社では”あるある”の不正行為に対し徹底した対策を取ってきました。

 

業務は完全に機械化されその内容も自動的に監視できる仕組みが構築されていました。(詳しくは弊社のノウハウなので一般公開出来ませんが、会員専用ページで追って詳細説明したいと思います)

 

しかし不正ではないにしても、親会社である㈱IMSよりも接待交際費の多い子会社には、ほとほと呆れて子会社すべてに対し毎月内部監査を実施し注意を促していたのです。
子会社の社長にしてみれば、「こんだけ利益に貢献しているのだから、いちいち細かいことを言われたくない!」という気分でしょう。

 

このような経緯があって、「チクった犯人は会頭なんじゃないか?」との、もっともらしい「陰謀説」が生まれたのです。

陰謀だとしても感謝です

陰謀だと思えることは、この世にいくらでもありますが真実は一つしかありません。
誰かにとっては陰謀になり、誰かにとっては濡れ衣で、誰かにとってはシメシメで、誰かにとっては関係ないのです。

 

つまり真実は証拠によってのみ検証される必要があり、”疑い”のレベルが独り歩きした時それが「陰謀説」となるのです。
まあ、いずれにせよIMSグループに起きたこの記念すべき出来事に感謝・感謝です。もちろんチクった人がいるならば、最もその方に感謝です。

 

税務調査の結果は以下のような”表彰状”?を7社分頂き、誠に光栄なことでありました。
陰謀はあるのか?

まさにIMSグループが”人材”を育成し”人財”としていく活動が、公的機関によって証明された瞬間なのです。

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