GO(タクシー)アプリ
最近、タクシーに乗る機会が増えたせいか、道を間違えるタクシーが増えました。
特にGO(タクシー)というアプリを使って呼んだ時に多いようです。
このアプリを使うと、行先はカーナビにセットされ、支払いもNET決済で便利です。
さらに送迎場所はGPSで自動入力されるので、今いる場所まで迎えに来てくれます。
大変便利なアプリで重宝しています。
しかし、道を間違える運転手さんが多く、正直迷惑しています。
カーナビも運転手もボロ
道を間違える原因は、キャリア不足の運転手なのに、”カーナビを頼りすぎ”なのです。
その上、カーナビ自体が旧式で進入禁止や分岐案内など、判別はいい加減で音声案内もありません。
そのため、行った先が一方通行で入れなかったり、分岐できずにUターンしたり、高速の出口を通り過ぎたりで、ハッキリ言ってお話になりません。
その点、ベテランの運転手だと道路の名称や目標物などを言えば、裏道などの最短コースで走ってくれます。
簡単に言うと、ベテラン運転手は道をよく知っています。
この間も、松戸に向かう高速道路で、松戸インターを通り過ぎてしまい、「何処へ行くの?」と尋ねるまで間違ったことにさえ気付いていないようでした。
結局、約4㎞も先の三郷南インターで折り返しです。
無論、メーターは途中で止めてもらいましたが。
便利になればなるほど能力は退化する
余談ですが、タクシー乗り場から乗った時も、こんなケースがありました。
普段現金を持ち歩いていないので、交通手段は100%Suicaで決済しています。
目的地に到着し決済しようとすると、その運転手は電子決済機器の使い方がわからず、「現金でお願いできませんか?」と言ってきたのです。
「はぁ?現金は無いよ!」というと、銀行振込先が書かれた名刺を渡され、「ここにお願いします」と言ってきたのです。
勿論、後日振り込みましたが、「なんともはや」です。
考えてみると、私たちも携帯電話の普及で電話番号を覚えなくなりました。
同じようにカーナビの普及で道も覚えなくなるでしょう。
NET決済が普及すると、現金も数えられなくなる時代が来るかもしれません。
便利な反面、どんどん人間の能力が退化していくようです。
退化を防ぐには、たまにサバイバルな経験が必要な気がします。