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15年ぶりの再会

半世紀以上も生きていると、昔の友人と会いたくなるもの。
そんな時ひょんなことから、15年ぶりに古き友人と再会した。

 

お互いの最初の一言はこうだった。
「久しぶり!それにしても大きくなったね」
友人「丸くなりましたね」

 

ちょっと話がかみ合わなかった。
私は見たまんま、2倍ぐらい身体が大きくなった印象を伝えた。

 

友人の印象は、雰囲気が丸くなったという意味だったらしい。
15年間も会っていないと、いろいろな事が変わるものだ。

 

それでも、お互い一瞬で打ち解け合うのは不思議な事だ。

話は尽きない

再会のきっかけは、私の仲間の配慮だった。
仲間とその友人は以前からの知り合いで、連絡も取り合っていた。

 

会食中に仲間が「呼んでみます?」と一言。
その場から連絡を取ると、友人は「すぐ行きます!」との事だった。

 

私は正直、その友人から好かれているとは思っていなかったので意外だった。
会ってみると、空白の15年間の話題が尽きない。

 

引っ越しの多かった私にとって、古き友人との再会は滅多にない。
久しぶりに懐かしい思い出に浸る時間だった。

歴史は繰り返す

楽しかった思い出はさて置き、友人は嘆いていた。
それは、過去の私たちと同様だったのである。

 

同じ環境にいると、同じような結果になる。
まさに時代は繰り返し、中々変化しづらいものだ。

 

いつも環境をつくっているのは、人間である。
変化するには、人間が変わらなけばならない。

 

人はいずれ死ぬのだから、自然に変わりそうなもだが、そうならない。
理念や、習慣は時代を超えて引き継がれるからだ。

 

変化を求めるなら、まず自身が変わらなければならないのだ。

楽しみを与え、苦しみを取り除く

私たちは新たな理念に基づき、大きく環境を変化させた。
そして苦しみを楽しみへと、変化させられたのである。

 

古き友人たちは未だ、嘆きの世界で生きている。
それを知ってしまった以上、放っておくわけにはいかない。

 

私たちが役に立てるのなら、最大限の力を貸そうではないか。
まずはこの再会を機に、懇親を深めていこう。

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