『LIFESPAN(ライフスパン)老いなき世界』
9月16日に日本語版が刊行された『LIFESPAN(ライフスパン)』で、老化研究の第一人者であるデビッド・A・シンクレア氏(ハーバード大学医学大学院遺伝学教授)は、老化は治療できる病であると主張しています。
老化とは
筆者は、老化とは要するにDNAの劣化、より厳密にはDNA読み取りシステムの劣化であると考えている。
例えていうと「表面が傷ついたCDやDVDを再生すると音飛びなどのエラーが起きる」ような現象という事。
これが”老化”であり、様々な病気になるのは”老化”現象によって引き起こされる単なる症状であるという事。
だから現れた症状を対処療法によって治療しても無駄で、根本原因であるエラー現象を修復することこそが”老化”の防止になるという事らしい。
”老化”にご興味のある方は、この本を一度手に取ってみてください。
原理原則は共通
この世のすべての現象がそうであるように、症状に騙され対処療法を繰り返すシステムはもういらない!
根本的な原因がわかっていないのに、どんな治療も「その場しのぎ」としか言いようがありません。
「真の原因は何なのか?」
ここに焦点を当て対策を講じなければ、何も解決しない。同じことが繰り返されるだけなのだ。
本ブログにおいて様々な視点から”原因”に焦点を当てた記事がたくさんありますので是非参照してください。
老化の根本的原因に対する防止策
話は戻りますが、著者によると老化の防ぎ方について以下の5点を推奨しています。
①カロリーを制限する。(細胞の活性化)
②適度に絶食する。(細胞の活性化)
③アミノ酸を制限する。(動物性たんぱく質<植物性たんぱく質)
④適度な運動をする。(テロメアが長くなる)
⑤寒さ(暑さ)に身をさらす。(細胞の活性化)
警備業に従事されている方はもうお気づきかと思いますが、高齢で元気な警備員さんが多いのは上記の理由です。
IMSグループの中には親兄弟がとっくに亡くなっているにも拘らず、遺伝という不都合な真実を跳ね除け、今も至極健康である不思議な人物が大勢存在します。
すべては上記①~⑤が警備業ゆえにごく自然な形で実施されているからでしょう。
あえて喜ばしいと思うべきですね。