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異例の書簡を公表!

【1月20日 AFP】世界の富豪102人が19日、「今こそ私たち富裕層に課税を」と、政財界のリーダーに富裕税の導入を呼び掛ける異例の書簡を公表した。
署名したのは、米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニー(Walt Disney)共同創業者の孫アビゲイル・ディズニー(Abigail Disney)氏ら米、カナダ、独、英、デンマーク、ノルウェー、豪、オランダ、イランの富豪。

こんなニュースが飛び込んできました。
大富豪が今なぜ、富裕税の導入を呼び掛けたのだろう?

一体何が起こっているのか?

彼らの訴えはこうだ。

102人は現行の課税制度は不公平で「富める者がより豊かになるよう意図的に設計されている」と批判した上で、「世界のすべての国は、富裕層に適正な税負担を求めなければならない」「今こそ私たち富裕層に課税を」と訴えた。
「パンデミックのこの2年間、世界がとてつもない苦しみを味わう一方、われわれの富は増加した。しかし、適正な税を負担したと心から言える者はほとんどいないと言えるだろう」

突然改心したのか?
そんなはずありませんね。

 

では一体何があったのでしょうか?
課税制度が不公平と言うが、今に始まった事ではない。

 

みんなが苦しんでいる時、自分たちの富が増加した事が心苦しいのか?
なら、いつもの通り寄付をすれば良いだけ。

 

今更「適正な税金を払いたい」と思うのは、あまりにも不可解である。
自分たちへの批判の矛先を、政府に向けようとしているのだろうか。

私たちには関係ない?

これらの話は、世界の1%に当たる超富裕層が対象です。
だから私たちには関係ない話。と、言えるでしょうか?

 

世界の富裕層と貧困層の格差が、拡大していることは事実です。
各国の政府が富裕税を導入して、貧困層にお金を配るのですか?

 

それで本当に格差が縮小するのでしょうか?
そもそも、超富裕層がこれまでに寄付したお金は何処に行ったのでしょうか?
私たちに課税を❓
※ 総務省統計局、国税庁、AAFRC Giving USA2009 NCVO UK Voluntary Sector Aimanac 2008より

 

上のグラフを見ると、寄付金が多い国のほうが格差が拡大しています。
よく再分配と言いますが、貰った側に感謝が無ければ無意味です。

 

自然災害の多い日本では、昔から助け合いの精神が根付いています。
助ける方は真心から、助けられる方は感謝。

 

私たち日本人の精神こそが、格差を抑制するのではないでしょうか。

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