12月6日 再突入カプセル地球帰還
「はやぶさ2」は、カプセル回収にむけて2つの班にわかれてオーストラリアに向かいました。 それにしても、JAL8823便とは。粋な計らいですね。 |
---|
小惑星探査機「はやぶさ2」のサンプルカプセルがいよいよ12/5深夜(12/6未明)に地球へ帰還予定です。
実は「はやぶさ2」本体は地球離脱
津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネジャーは、「探査機を、豪ウーメラ近郊のカプセル着地想定域の上空10キロというピンポイント(を通過するような軌道)へ誘導しなければならない。そこで、石橋をたたくような運用にした」と説明する。
今回の噴射でははやぶさ2の軌道の方向を0・0085度変えるという、極めて精密な誘導を求められていた。
はやぶさ2は実際にはカプセル分離後に地球から離れる「離脱軌道」に移り、大気圏内には戻らずに次の目的地の小惑星を目指す予定。(毎日新聞)
「はやぶさ2の軌道の方向を0・0085度変える」!!
いや~日本人として誇らしいですね。
地球から330万㎞にいる「はやぶさ2」へ、地球から発する制御信号が届くのに11秒もかかるんですよ。
それを0・0085度の角度で軌道修正するなど、まさに匠の技ですね。
それにしても、カプセルだけが地球に帰還し、本体の「はやぶさ2」は次なる目的地へ~
なにか生命体であるかのように哀愁を感じるのは私だけでしょうか。
ともかく、カプセルが無事に回収されることを切にお祈りしております。