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報道の違和感

「1億円儲かった!」、「電圧が流れた!」等々。
ニュース番組などを聞いていると、妙に違和感を感じる。

 

犯罪報道などで、「違法行為で3年間に1億円儲けた」等とよく聞く。
「1億円儲けた?」それは売上なの?利益なの?

 

売上と利益では、大違いだ。
誇大報道したいだけにしか聞こえない。

 

「電圧が流れて死傷しました」等も、滑稽で笑ってしまう。
電圧の”圧”は、圧力の事。

 

圧力が流れるとは言わないだろ。
流れるのは、”電流”である。

 

圧力は、”かかる”でしょう。
こんな違和感を感じる事例が多すぎる。

取締役の違和感

「そうであれば、こうするしかありません!」、「それは決まっているので無理です!」
取締役会などで、このような発言は大変違和感を感じる。

 

「そうであれば」?と何故仮定するのか?
あたかも自分には、違う意見があるかのような発言だ。

 

自分は「こうあるべきだと思う」と、主張するべきだ。
「そうであれば」と、他人のせいにしているとしか思えない。

 

また、「決まっているから無理!」なんて発言もよく聞く。
「決まっているから無理」なら、取締役は要らない。

 

「どうすれば出来るのか!」と考えるのが、取締役の仕事だ。
簡単に「無理です」と言うのは、タダのダメ社員である。

思惑が違和感を産む

詐欺や騙しには、必ず違和感がある。
というより、違和感だらけだ。

 

なぜなら思惑を隠すため、話に矛盾が生じるからだ。
たとえば、「これ、儲かりますよ!」と言う人がいる。

 

ならば、なぜ自分がやらないのか?
これが矛盾であり、話に違和感が生じる。

 

実際に儲かっている人が話すと、矛盾も違和感も生じない。
それどころか、「こうすれば損をする」と話してくれる。

 

誰がやっても儲かるわけではない。
これが本当の話である。

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