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好き嫌いの感情

「好き」とは
1.好くこと。
2.気まま。勝手放題。

「嫌い」とは
1.きらうこと。
2.いやだと思うこと。

どちらも誰しにもある自然な感情です。

なぜ「好き」なの

と聞かれても、好きだから好き。としか答えられませんよね。
同様になぜ嫌いなのと聞かれても、嫌いだから嫌いとしか答えられません。

 

という事は、好き嫌いの感情は非論理的であるという事ですね。
赤色が好きとか黒色が嫌いとかと同じで特に理由がありません。

 

脳の一部に電気信号で刺激し続けると、死ぬまでその行動をとり続けるという動物実験があります。
論理的には好き嫌いの感情も脳内における特定の場所が、電気信号で刺激されるからにすぎません。

畜生と同じ?

セミを使った実験でも、リモコンを使って自由に飛ばす事が出来ます。
人間が、そのような電気信号に操られていいのですか?

 

好き嫌いで判断していては、畜生と変わらないのではないでしょうか。
よく考えると子供のころに好きだったものが、大人になっても好きとは限りません。

 

その逆もまたしかりです。昨日まで好きだった人を、些細な事で嫌いになったり、昨日まで嫌いだった人を急を好きになったりという経験はありませんか?

 

自分の体なのだから、何かから操られるのではなく、自身で操っていくべきです。
畜生は嫌いなものを好きになる努力はしませんが、人間には出来ます。

「好き」になるにはどうすれば良いのか

「嫌い」になるにはどうすれば良いのかと考えれば、答えは簡単です。
例えばチョコレートが好きな人が嫌いになるには、体の具合が悪くなって死にそうになるまで無理やりチョコレートを食べ続ければ簡単に嫌いになれます。

 

同様にチョコレートが嫌いな人が好きになるには、死にかけるまで何も食べず唯一食べれるものがチョコレートしかなければ簡単に好きになれます。
論理的に考えればこういう事ですが、そこまでしなくても畜生と違う人間であれば簡単に制御できるはずです。

好き嫌いの感情は誰のためにもならない

好きになるも嫌いになるも本人の自由ですが、相手にとってはどちらも迷惑です。
ストーカーの問題(好き)や、いじめの問題(嫌い)がそれにあたります。

 

現代ではいづれも社会問題化しており、進化した社会において行き過ぎた”好き嫌い”の感情は他人に害を及ぼします。
誰のためにもならないどころか害になるのであれば、今すぐ制御する知恵を磨くべきです。

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