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繰り返し起きる出来事

台風16号が関東に最接近し雨風の中、本千葉に向かう最中だった。
錦糸町駅ホームで快速を待っていると、見知らぬ男性が近寄ってきた。

 

東南アジア系の男性は、片言でスマホを見せながら「tyoushi?」と。
「銚子に行くにはどのホームですか?」と聞いているようだった。

 

「またか~」と思いつつ、「この4番ホームですよ」と答える自分がそこにいた。
どうしていつもこうなるのだろうか?

元々は人間嫌い

いつも思うが、本当に不思議な事だ。
元々人間嫌いなので、今でも「英語が喋れるようになりたい」と思った事が無い。

 

人間嫌いだから、電気科を卒業し電気関係の会社に入社した。
人間には、まったく興味が無かった?いや嫌いだったのかもしれない。

 

なのに現在はどうか?
毎度のように他人から道を尋ねられ、人間関係の縮図と言える組織に勤めている。

 

何がどうしてこうなったのだろう?
”人生いろいろ”と言わざるを得ない。

嫌いだからといって不得意とは限らない

元々暑がりという事もあり、汗を流す事が嫌いだ。
だが、今は好んで汗をかき筋トレなんかをしている。

 

その上、今は人間に興味を持たないと出来ない仕事をしている。
酒は好きではないが、人間と”しゃべる”ためだけに窘めている。

 

今は、ことごとく嫌いだった事を得意としている。
一体何があってこうなってしまったのだろうか?

嫌いの原因

苦手だとか嫌いだとか感じていたのは、経験による記憶が原因になっている。
小学生のころ剣道の教室に通っていたが、防具が汗臭くて仕方がなかった思い出がある。

 

また仲良くしていた友達から、突然無視されたり仲間外れにされた思い出がある。
たぶん、それ以来汗をかくのが嫌いになり、人間嫌いになった。

 

すべては”なぜそうなるのか?”、理解できなかったからだろう。
しかし、それが理解できたとしても急に得意になる訳では無い。

好きと嫌いは表裏一体

好きか嫌いかは、経験による記憶が原因である。
上手くいったことや嬉しかったことが”好き”になり、その逆が”嫌い”になる。

 

単純に好きになるまで工夫すれば、嫌いなものは無くなるという事だ。
まずいと思う食べ物も、味付けや調理方法を工夫すれば旨くなる。

 

結局”嫌い”というのは、工夫しない怠慢の現われに過ぎない。
そして”好き”というのは、たまたまそう思ったに過ぎないのだ。

 

好きになったり嫌いになるのは、どちらも思い込みと怠慢による結果である。

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