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厚生労働省自殺対策推進室の調べ

以下の図は自殺者数の年次推移である。

○令和元年の自殺者数は20,169人となり、対前年比671人(約3.2%)減。平成22年以降、10年連続の減少となり、昭和53年から始めた自殺統計で過去最少となっている。
○男女別にみると、男性は10年連続の減少となっている。また、男性の自殺者数は、女性の約2.3倍となっている。

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昨年同月比は以下の表のとおり、毎月減少傾向にあり特に4月は20%減という結果です。

合計 1月 2月 3月 4月
令和元年の自殺者数 6,969 1,684 1,615 1,856 1,814
令和2年の自殺者数 6,260 1,667 1,434 1,704 1,455
前年比 90% 99% 89% 92% 80%

 

減少傾向にあることは大変好ましいことですが、それでも本年に入ってすでに6,260人もの尊い命が失われているのは悲しいことです。
新型コロナウィルスによる死亡者数は本年5月12日までで668人です。自殺者数との合計は6,928人で令和元年1~4月の自殺者数合計6,969人とほぼ変わりません。
自殺者数が減った事だけを安易に評価できないことを憂いてなりません。

やはり死亡要因がウィルスであれ何であれ人口動態総覧の通り死亡数は毎年増え続けるのでしょうか?→今不安を感じている仲間たちへ

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