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「白黒思考」は「論理的思考」に基づくと間違っている

仕事においても政治判断においても、とかく賛成か反対の二者択一の選択を求められることが多い。このような思考法を「白黒思考」と言います。
しかし、「賛成か反対しかない」という思考は、論理的思考に基づくと間違っています。白黒思考は完璧主義者によくみられ、詐欺の手口に利用されています。

 

論理的思考に基づくと、実は下表のように選択肢は白・黒の二つではなく、青・赤を含めた四つになります。

賛成する 賛成しない
反対する 青:改善・改良を施す 黒:反対
反対しない 白:賛成 赤:無関心

コロナウィルスに対して「陽性か陰性」なのかについても同様

何が真実なのかについては、以前の記事「リンゴが木から落ちるという真実と偽り」を参照してください。
前記の通り、「真実か偽り」か「善か悪」かについても同様に四種類に分かれ、コロナに「陽性か陰性」かについても下表のとおり四種類に分かれます。

陰性である 陰性ではない
陽性である 青:無症状 黒:陽性
陽性ではない 白:陰性 赤:検査していない

お気づきかもしれませんが「本当に”陽性”である」という判断は、単に「PCR検査で陽性であった」だけでは不十分で、「陰性ではない」事の証明がされないと真実とは言えないのです。
「陽性である」が「陰性である」場合を”無症状”というのです。しかし世間では、この”無症状”の人もまとめて”陽性者”としている所に「白黒思考」、つまり詐欺の手口が使われてしまっているのです。

 

例えば普通の風邪を引いた人は、症状が出て初めて”陽性者”と認識されます。症状のない人がそもそも病院に行ったり、カゼぐすりを飲んだりしますか?
「貴方は陽性ですので、カゼぐすりを飲まないといけません」というお医者さんはいません。くれぐれも詐欺には気を付けましょう。

 

「論理的思考」に目覚めよう!

世の中の事象には「真実でもあり偽りでもある」事や、「真実でも偽りでもない」事が山ほど存在します。
例えば、二進数のように”1”と”0”しかないというのは間違いです。量子ビットでは”1”でもあり”0”でもある状態がある事はすでに証明されています。

 

また同様に「善でもあり悪でもある」事や、「善でも悪でもない」事はいくらでも存在するのです。
例えば、困っている人を助けるために”お金”をあげる行為は善でもありますが、そのせいでずっと困っているふりをして他人を騙し施しを受け続けるようになってしまっては、悪でもあります。

 

どうか皆さん、「白黒思考」という詐欺に騙されず、「論理的思考」に目覚めましょう。
そうすればきっと世の中が違って見える事でしょう。

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