愚か者
愚者は己を賢いと思うが、賢者は己が愚かなことを知っている。
この名言は、シェイクスピア [ウィリアム・シェイクスピア]。
(16~17世紀イギリスの劇作家・詩人 1564~1616)
実はこの名言、法句経にも同じ意味の事が書かれています。
(法句経とは釈尊の詩句を、二世紀のインドの仏教学者が選集したもの)
もし愚者にして愚なりと知らば、すなわち賢者なり。愚者にして賢者と思える者こそ、愚者というべし。
元々、人は愚かであり煩悩の塊に過ぎないが、そうであると理解していれば知恵を発揮し賢く振舞えるという事でしょうか。
また反対に自分はエリートだとか、賢いと思っており、愚かな人達を支配しようと考える人こそが、本当の愚か者であるという事でしょうか。
支配なき世界
金融、食、医療、私たちは今あらゆる分野で愚か者たちに支配されようとしているのかもしれません。
そのことに少しでも気付いているならば、私たちは行動を起こさなければいけません。
人を支配しようとする行動には、ある特徴が存在します。
それは、嘘と強要です。
ありもしない事を流布し、恐怖心を抱かせ、欲望を駆り立てるのです。
そして愚策が制度化され、強要されるのです。
それも知らぬ間に。
私たちに支配者は必要ありません。
しかし、すべての事柄を一人で解決する事も出来ません。
したがって、その一つ一つの事柄を解決できる責任者や代表者が必要なのです。
そして自分自身も、その一つの事柄に責任を持たなければいけません。
このような仕組みを、私は人間主義と呼んでいます。
IMSグループの目指す世界は、支配なき世界なのです。