すべてのスタートは脱原油
最近は「原油は枯渇する!」と、言われなくなりました。
その代わり今度は「脱炭素!」と言われています。
「脱炭素」の目的は、「脱原油」の事です。
どうしてそこまで原油が嫌われているのでしょうか?
1970年代のオイルショックでは、石油資源の枯渇問題が深刻に懸念され、1980年代以降も、石油資源の可採年数は30年程度と言われていました。
2021年現在、とっくに40年以上経ちましたが、原油枯渇の話は無くなりました。
”枯渇”が通用しなくなったので、次は”温暖化”です。
いずれ”温暖化”も通用しなくなるのでしょうか?
世界情勢は未だに、原油資源をめぐって紛争が絶えません。
平和を重視すれば、「原油に依存するのはやめよう!」となるのは理解できます。
”脱”と言う前に代替案はないのか?
しかし原油の代替品は、何なのでしょうか?
フリーエネルギーですか?バイオマスですか?
商業ベースにもなっていない技術は今すぐ、代替品になりえません。
太陽光発電の開発も40年前から始まり、ようやく実用レベルになりました。
だから新エネルギー発電は、少なくとも30~50年はかかるでしょう。
さらにバイオマスは炭素を含むエネルギー資源で、原油と変わりません。
今のところ、炭素を含まない原油の代替は見当たらないのです。
恐ろしい「脱炭素」の本当の意味
地球上には有機物と無機物しかありません。
分子に炭素原子を含む物質は基本的に「有機物」に分類されます。
炭素原子を除くすべての「無機物」が、炭素を含まない物質なのです。
「脱炭素」の本当の意味は「脱有機」、つまり「脱生物」なのです。
この地球から、すべての生物を排除すれば「脱炭素」が完成します。
これを望む人がいるなら、大声で「脱炭素」を掲げ、一番に地球から消えてください!