協力に対する反応
他人に協力する場合、見返りを求めるのは普通の事だといえる。
しかし、協力を受けた側の反応次第で問題が発生する。
協力を受けた側の反応は、次の4種類に分類されます。
①協力に感謝し、お礼を返す。
②協力に感謝はするが、お礼はしない。
③協力に感謝はしないが、お礼は返す。
④協力に感謝もせず、お礼もしない。
色々な人がいる
①と③は心情に関係なく、お礼を返すので問題にはならない。
協力した側が見返りを求めていようがいまいが、トラブルにはならない。
しかし②と④だと、お礼をしない事で問題になる事がある。
協力した側が見返りを求めていない場合は良いが、見返りを求めている場合は必ずトラブルになる。
そもそも④のように、感謝もお礼も無い人間は”人”としてどうなのか疑問である。
心情を伝えない事が根本の問題
日常このようなトラブルを根本的に防ぐには、どうすれば良いのだろうか。
双方の心情から言うと、協力の内容によって、大きく異なるだろう。
協力する側が「このぐらい」と思っているならば、見返りが無くても問題ない。
しかし協力を受けた側が「このぐらい」と思うと、感謝やお礼が無いかもしれない。
お互いの本音がわからないのに、どうだこうだといっても始まらないのである。
ならば最初から見返りを求めるのか、求めないのか、はっきり伝えればいい。
協力を受ける側も、最初からお礼をするか、しないのかをはっきり伝えればいい。
そうすればトラブルにも問題にもならない。
「見返り」はビジネスである
このように「感謝」するかしないかは、その人の人格による。
「お礼」をするかしないかは、その人の性格による。
しかし「見返り」を求めるか求めないかは、ビジネスである。
だから協力に対して「見返り」を求める場合は、最初に意思表明しなければならない。
後で「見返り」を求めるのは、ブラックビジネスである。