宇宙の果ては観測できない?
以前、「宇宙の膨張は光の速さを超える?」で宇宙が加速度的に膨張している仕組みについて説明しました。
今のところ、宇宙マイクロ波背景放射(137~138億光年)までが観測限界になります。
その先は光の速さを超えて空間が膨張しているので、その先の光は観測する事が出来ないという理屈です。
ブラックホールも光を観測できない?
ここからは素人の思い付きなので、適当に聞いてください。
なぜ光を観測できないのかについて、同様の事例が頭に思い浮かびました。
それはご存じのブラックホールです。
今や、その存在を疑う人はいません。
ブラックホールは、名前の通りホールからの光を観測する事が出来ません。
理屈は簡単で、重力が巨大であるからです。
重力が巨大?もう少し説明すると、重力が大きいほど時間が遅くなると言う「一般相対性理論」で説明できます。ん?わからない?そんな方にもう少し。
まとめて言うと、
「巨大な重力(ほぼ無限)により、時間が限りなく遅く進む(ほぼ止まる)」
👇
「時間が止まれば、光は進めない」
単純な仮説
宇宙の果てからの光が観測できないのも、この現象によく似ています。
しかし宇宙の果てに巨大な重力が存在するとは考えにくい。
むしろ宇宙の果ては、ブラックホールのように空間が縮んでいるのと真逆で、空間が拡大しています。
ならば、ブラックホールの現象と反対の現象が起きているのでは?
まとめて言うと、
「マイナス重力により、時間が限りなく速く進む(ほぼ無限)」
👇
「時間が無限に速く進む光は、今の人類の科学では観測できない」
誰か証明して!
時間が無限に速い?何を言ってるんだ!・・・もう少し聞いてください。
時間が遅く進むブラックホールでは、光は無限に青方偏移(波長が短くなる)し観測できなくなります。
逆に宇宙の果てでは、光は無限に赤方偏移(波長が長くなる)し観測できなくなるのでは?
現に地球から遠い光ほど、赤方偏移していることは周知の事実です。
光の波長がどんどん長くなると、電波になり、さらに長くなると音波になり、最後は周波数ゼロで観測不能になります。
ましてや、音波まで波長が長くなると、速度は1秒間に340mまで減速します。
だから、宇宙の果てから地球にまで届くはずありませんよね。
どうですか?この仮説。誰か真面目に証明してくれる人がいないでしょうか?