空き容量圧迫~肥大化
毎日パソコンを扱っていると、ハードディスクの空き容量がどんどん少なくなっていくし、なんだか動作が遅くなるような経験をしている人は少なくないでしょう。
Windowsを利用している人は、昔からこのような現象に悩まされていると思います。
解決方法は簡単です。
まずハードディスクの空き容量ですが、最近は大容量化していることもあり、あまり気になる事が無いかもしれませんが、「hiberfil.sys」というファイルが肥大化して空き容量を圧迫していることがあります。
下図のフォルダーオプションでチェックマークを外すと、
C:\ドライブの直下に以下のようなファイルが表示されます。
なんと”26GB”近くも要領を占有しています。
このファイルはいわゆるパソコンの「休止状態」に使われるもので、ノートパソコンならともかくデスクトップパソコンではあまり利用価値がありません。
「hiberfil.sys」の削除方法は以下の通りです。
のろまなパソコン
次は「pagefile.sys」です。
これはパソコンに搭載されているメモリ(RAM)の使用容量が最大値を超えた時のために使われるファイルで、メモリの代役と言っていいようなものです。
しかし、物理的なメモリ(RAM)に比べ、ハードディスクにつくられるファイルのアクセス速度は圧倒的に遅いのです。
だから、この「pagefile.sys」を使わずに物理的なメモリ(RAM)だけを使うようにすると、パソコンの動作が遅くなることはありません。
注意:この「pagefile.sys」を使わないようにする事は簡単なのですが、物理的なメモリ(RAM)が十分に大きくないとパソコンがクラッシュしてしまうことがあります。
「pagefile.sys」の削除方法は以下の通りです。
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後は再起動すれば「pagefile.sys」が無くなります。
人間も同じ
人間も必要以上のカロリーを摂取すると、脂肪に変換して体に蓄えられます。
そうすると頭の回転も動作も遅くなります。
パソコンのように削除オプションがありませんので、制御するのは難しいですね。
人間の場合、唯一のオプションは精神力です。